お知らせ

自立した日常生活を送る上で排泄コントロールは大切なものです。
現在一人一人に合わせた排泄ケア用品を選定することはもちろん個別に
排泄記録をとる事や尿量測定を行う事で
その人の排泄パターンを掴み排泄ケアを行っています。

また、出来る限り座位での排泄が出来るようにリハビリ課と協力しながら
トイレ誘導へ移行しております。

スキントラブル予防には、朝の泡洗浄を行い不快感を取り除き清潔に保てるように
心掛けております。

私たちはこれからも「排泄優先の原則」をモットーにその人のタイミングに合わせた
排泄ケアに努めて参ります。

私たちは利用者様に「当たり前の生活」を過ごして頂きたいと考えています。
では、当たり前の入浴とはどのようなものでしょうか?
施設によくある「機械浴」これは一般家庭にはないと思います。「大浴場」これもありません。

通常の家庭浴槽で入浴していただく事で「風呂に入った」と思って頂けるように歩ける方だけでなく、お一人では立てない方も家庭浴槽に入って頂けるような介助をさせて頂いています。
実際に慣れ親しんだ浴槽でのお風呂で「気持ちいい」と言って頂けることこそ私たちの原動力になっています。

他にも菖蒲湯や柚子湯、入浴剤の提供など入浴を楽しんでいただけるような企画を実施しています。

これからも入浴を日常の中で楽しみと思って頂けるような事を検討してまいります。

「七夕メニューを提供しました」

去る7月7日の昼食に、七夕にちなんだメニューを提供しました。
献立は

★そうめん
★枝豆とコーンのかき揚げ
★ささみとみょうがのポン酢
★フルーツゼリー

です。

当センターでは、他にも居室フロアや玄関に笹の葉を飾り、皆さんに短冊に願い事を書いていただき、七夕の季節を楽しんでいただく取り組みを行なっていました。
皆さん、思い思いの願い事を書いて下さいました。

季節を感じながら、安全に楽しく、お食事をしていただけること、当たり前のようで、とても大事なことをしっかりできるように、今後も取り組んで参ります。

高齢者は加齢に伴い抵抗力が低下してくる為感染しやすい状態にあります。
また西東京ケアセンターの様な高齢者介護施設は「生活の場」でもあるという点で入所者及び職員が感染を起こした場合、
集団感染を起こす可能性がとても高いのです。

集団感染を起こす可能性がある感染症として、インフルエンザ・ノロウイルス・疥癬・結核菌・MRAS・緑膿菌等があります。

私たち職員は手洗い・手指消毒の徹底、マニュアル作成・勉強会を通し日々感染予防に努めております。
また、ご面会に来られる方々にも面会前の手指消毒・マスク着用の実施、食べ物の持ち込み制限などお願いしております。
ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。

褥瘡(じょくそう)とは、寝たり座ったりした状態の時いつも同じところに一定以上の圧力が
持続的に加わることによって、皮膚に障害を起こした状態をいいます。

一般的に「床ずれ」とよばれています。 

高齢者は低栄養状態や活動の低下、疾病に伴う寝たきり状態に陥りやすく、褥瘡が発生する可能性があります。
特に施設を利用している方は、加齢に伴い心身の機能が低下している方が多く、褥瘡が発生しやすい状態にあります。

当施設はこうしたリスクをもつ利用者の健康で尊厳ある生活の実現のため、
多職種協働のもと質の高いサービスの提供を目指し、褥瘡発生予防に対する体制を確立し、褥瘡が
発生しないような適切なケアを行い、予防に努めています。

「身体拘束」と聞くとなんか手足や体を紐や鎖で縛って・・・・・などと言う感じがするのは私だけでしょうか。

施設における身体拘束とは利用者の制限を妨げる行為全般を指します。

例えば、ベッドの柵を4点つけて出られなくする。つなぎの服を着せて自由に服を脱げなくする、ミトン手袋を使用して指先の自由を奪うなども身体拘束にあたります。

私たちはご利用者様の安全のために職員が行なってしまいそうなこういった行為を未然に防止するだけでなく身体拘束を行なわなくてもご利用者が安全快適に施設内でリハビリや生活が送れるように現場のスタッフと一緒に取り組んでいます。

西東京ケアセンターの目標は身体拘束0です。

『インシデント』は思いがけない出来事「偶発事象」のことで、これに対して適切な処理が行われないと事故になる可能性があり、現場ではこれを「ヒヤリ・ハット」と表現することもあります。また『アクシデント』(事故)は、インシデントに気付かない場合や、臨機に適切な処置が行われなかった場合など、傷害が発生じ「事故」となります。

インシデントやアクシデントが発生した場合、各フロアではカンファレンスを開催し、一つの事例に対して経験豊富な職員から新入職の職員までが対策を練り事故防止に生かせるよう努力しています。

当施設では施設内で発生した事故原因をしっかり分析し、小さなミスが大きくなる前に少しでも未然に防げるよう、方向性をしっかり見定めご利用者に安全で快適な施設生活を過ごして頂くための事故対策に取り組んでいます。

看護部長 小林真弓

この度、西東京ケアセンター相談室ケアマネージャーである田中真由美が2013年4月2日に発生した、緊急事故事案において迅速的確な人命救助活動を行ったとして、青梅市消防長より表彰状を授与されましたのでお知らせいたします。

 

4月16日(火)、西東京ケアセンターにて表彰式が行われました。

【救命救急活動について】
2013年4月2日(火)8:20頃、青梅市河辺町6丁目にて心肺停止となった女性に対し、西東京ケアセンター相談室のケアマネージャーである田中真由美が人命救助活動を行いました。

青梅市社会福祉協議会より依頼を受けて、2月23日(土)に青梅の大門会館で「音楽で介護予防教室」の
講師を担当しました音楽療法士の大野奈穂子です。

市内在住の60歳以上の方を対象に介護予防の基礎的なお話しから、
ご自宅でも出来る音・音楽を用いた介護・疾病予防についてお話をさせて頂きました。
参加された方々からは「楽しかった!」「これなら頑張れそう」「分かりやすかった」と
声を弾ませ笑顔でたくさんの感想を頂きました。

加齢と共に認知障害が出てくるのは避けられない事実です。
また、身体的な衰えも防げません。
適切なきっかけを与えることで衰えにより患者様・利用者様の抱える問題点を
改善するための内在する力を湧き出させることができます。
音楽のリズムは直接生命の脈動に働きかけて、新進の活性化を助長します。
音楽療法では扱っているものが音楽であるということで、
受ける側は楽しみながら効果を期待できるというメリットがあります。
また、音楽の持つ多様性によって、様々な人に利用して頂けるということも特徴として上げられています。

西東京ケアセンターでは、音・音楽を通じて全ての人々にリラクセーションと心からの喜びをもたらし、
効果的刺激や感覚の調整機能としての活動、つまり、音楽療法を積極的に推進しております。
利用される皆様が「来てよかった!」「楽しくって気付いたらリハビリをしていた」と思い体験して頂けるよう、
施設スタッフと共に利用される皆様の心に寄り添える時間を音楽のある空間を使ってご提供していきたいと考えています。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。

平成25年1月28日(月)より、インフルエンザ感染対策強化のため、利用者様への面会を制限しておりましたが、
平成25年3月1日(金)の午前11時に面会制限を解除致します。
面会制限中には面会希望の皆様にはご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありませんでした。
なお、今後も面会時にはマスクの着用と手指の消毒をよろしくお願い致します。

西東京ケアセンター  施設長 間瀬 清